2026年07月01日
ニュースリリース
九州・中国地方で20年、マンション一括受電を手がけてきた株式会社M・E・M(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:添野雄三、以下「M・E・M」)は、当社と、2026年6月12日付で業務提携基本契約を締結しました。M・E・Mが電力を預かるマンションと今後の新築マンションに、レジルのエネルギーマネジメントの仕組みを活用した新たな価値提案の検討を進めます。

■本業務提携の背景と目的
電気料金の上昇が続くなか、マンションでは家計負担の軽減と環境への配慮が居住者の関心事となり、エネルギーコストの最適化は物件価値を左右するテーマになっています。M・E・Mが本拠を置く九州は、太陽光発電の普及が全国で最も進み、出力制御も全国に先駆けて実施された地域です。再生可能エネルギーをいかに活かしきるかが地域の課題となっており、台風や豪雨も多いことから、災害時の電力確保への関心も高まっています。
新築マンションでは、ZEH-M(※1)化が進むなか、2025年9月に経済産業省が「GX ZEH-M(※2)」を定義し、2027年4月以降の適用開始が整理されました。マンション開発事業者には、この新基準を見据えた物件づくりが求められています。既築マンションでも、設備更新の時期を迎える物件が増え、エネルギーコストの見直しニーズが高まっています。福岡都市圏では大規模な再開発も進んでおり、新しいまちづくりにおけるエネルギー利用の最適化が注目されています。
M・E・Mは2005年の事業開始以来、九州・中国地方を中心にマンション一括受電サービスを展開し、安全に電力を供給しながら、電気料金の低減を実現してきました。自社の電力保守体制に裏打ちされた現場対応力と、マンション開発事業者・管理組合との長年の信頼関係は、M・E・Mならではの強みです。
一方のレジルは、マンション向けエネルギーサービスの運営で培ったエネルギーマネジメントの知見と、業務プロセスを効率化するBPaaS(※3)の技術基盤を有しております。
M・E・Mは、自社の一括受電サービスをさらに進化させる手段として、レジルのエネルギーマネジメントを採り入れることとし、本提携に至りました。

■業務提携の内容
1.M・E・Mの一括受電物件へのエネルギーマネジメント導入の推進(既築・新築)
「一括受電×エネルギーマネジメント」のモデル確立を目指し、九州・中国地方におけるM・E・Mのサービス導入済み既築物件および今後の新築マンションへの展開につなげます。電力使用の最適制御など、物件ごとの状況に応じたエネルギーマネジメントの導入実現に取り組み、電気料金の低減と脱炭素を推進します。新築マンションでは、一括受電とエネルギーマネジメントを組み合わせた提案や、GX ZEH-Mへの対応を見据えた提案に共同で取り組みます。
2.太陽光発電・蓄電池の活用
平時は、太陽光発電の余剰電力を蓄電池にためて自家消費を高め、電気料金の低減と脱炭素につなげます。災害時には共用部の非常用電源として活用することも視野に、蓄電池の導入・運用の検討を進めます。
本提携は、M・E・Mが20年かけて築いた顧客基盤・現場対応力に、レジルのエネルギーマネジメントの知見とBPaaSの技術基盤を掛け合わせ、「一括受電×エネルギーマネジメント」のモデルをつくる取り組みです。電気料金の低減にとどまらず、脱炭素や災害時の安心まで、マンションの提供価値を両社で広げていきます。また両社は、本提携を起点に、エネルギーを取り巻く社会課題の解決につながるサービスを今後も共同で企画・開発していきます。具体的な取り組みは、決定次第お知らせします。
■両社代表コメント
株式会社M・E・M 代表取締役社長 添野雄三
当社は2005年の事業開始以来、九州・中国地方で一括受電サービスを提供し、マンションに電力をお届けしてきました。太陽光発電が日本で最も普及した九州で電力を預かる当社にとって、地域のエネルギーを活かしきり、お客様の暮らしを支えることは創業以来の使命です。
今回、当社の一括受電サービスにレジル様のエネルギーマネジメントを組み合わせることで、お客様により安心で快適な住まいをお届けできるものと考えております。長年培ってきた現場対応力とお客様との信頼関係を大切に、これからも誠実に取り組んでまいります。
レジル株式会社 代表取締役社長 丹治保積
M・E・M様が九州で20年にわたり築いてこられた、お客様との深い信頼関係と現場対応力に、深く敬意を抱いています。そこに当社のエネルギーマネジメントの知見とBPaaSの技術基盤を組み合わせていただけることを、大変心強く感じております。
M・E・M様の一括受電物件で、電気料金の低減と脱炭素、そして災害時の電力確保に貢献し、居住者の皆様に安心をお届けしてまいります。
■株式会社M・E・Mについて
M・E・Mは、高圧一括受電サービスを中心に展開するエネルギーマネジメント企業です。2005年の事業開始以来、マンション一括受電のノウハウを積み重ね、九州・中国地方で確かな導入実績を築いてきました。
「Safety(安全な電力保守体制)」「Economy(安価な電力供給)」「Support(きめ細やかなサポート)」の3つのコンセプトを掲げ、マンション開発事業者・管理組合・居住者それぞれのニーズに合わせた最適なエネルギーソリューションを提案しています。
電力の供給にとどまらず、確かなシステムと技術でマンションの安全性と経済性を高め、持続可能で快適な住まいづくりに貢献しています。
■レジル株式会社について
レジルは「結束点として、社会課題に抗い続ける」をパーパスに掲げ、電力の知見にテクノロジーを掛け合わせ、エネルギーの最適制御を通じて脱炭素社会の実現に貢献しています。
「脱炭素を、難問にしない」というミッションのもと、企業や生活者、自治体にとって便利で安心な選択肢であると同時に、無意識に脱炭素に貢献できるサービスを提供しています。
※1:断熱性能の向上や高効率設備の導入などにより、年間の一次エネルギー消費量の実質ゼロを目指す集合住宅
※2:従来のZEH-M基準に加え、再生可能エネルギーのさらなる活用、自家消費環境の整備(蓄電池・EV充電インフラの導入など)、災害時のレジリエンス強化を進める集合住宅
※3:Business Process as a Service。業務プロセスの運用をシステムとあわせて一体的に提供するサービス形態
■企業情報
会社名:株式会社M・E・M
代表者名:代表取締役社長 添野雄三
本社所在地:福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル8階
設立日:2005年1月
会社HP:https://m-em.co.jp
事業内容:
・高圧(一括)受電システム導入業務
・電気料金の請求・集金業務
・省エネ商品販売・提案業務
会社名:レジル株式会社
代表者名:代表取締役社長 丹治保積
本社所在地:東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 14階
設立日:1994年11月21日
会社HP:https://rezil.co.jp
事業内容:
・集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発
・法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給
・エネルギー事業者へのBPO及びSaaSの提供を通じたDX支援
■お問い合わせ
【報道関係のお問い合わせ】
株式会社M・E・M 広報担当:黒木
TEL:092-437-6550 MAIL:【info@m-em.co.jp】
レジル株式会社 広報グループ 担当:新開
TEL:03-6846-0908 MAIL:koho@rezil.co.jp